勘違いで嫉妬する年下の幼馴染と胸キュンなホワイトデーを過ごす女性向けボイス
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女性向けシチュエーションボイス『年下ドS幼馴染×ホワイトデー』は、まひろさんが演じています ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
こちらも、バレンタインデー用シチュエーションボイスの続きになっておりますので、合わせてお楽しみ下さい。
いつも上から目線のドSな幼馴染が、ついぽろっと漏らす本音がとってもかわいい女性向けボイスです(・ω<)☆
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※ご注意※
この台本は、練習や個人使用の範囲内であれば自由にお使いいただけますが、youtubeなどで公開したい場合は許可が必要ですので必ずご連絡下さいね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
場所:高校の校門前
時間:夕方
・校門前で、心底不機嫌そうに女の子を待っている年下ドS
年下 「ちょっと。こんなわかりやすい所に立ってるのに、素通りしないでよ」
・ええ、年下くん!? なんでこんな所に
年下 「ホント、なんで来ちゃったんだろうね。10分前の自分に会えるなら、殴ってでもとめたいよ」
・どうしたの、急用?
・年下ドS、怒りが次第に悲しみに変わり
年下 「別に、急用ってわけじゃないけど……」
・もしかして、怒ってる?
年下 「そうだね、さっきまではすごくイライラしてた。でも……なんだろう。今は……」
・うつむいて落ち込んでいる年下を心配する女の子
年下 「別にアンタが悪いわけじゃないよ。校門前で待ち伏せしてびっくりさせようって……。そんな、子供みたいないたずら心を出した僕が、馬鹿だったんだから」
・ね、ねぇ、どうしたの? 何があったの?
年下 「(無理に笑って)やっぱりさ、同じ学校の同級生とか、年上の先輩とか、もっと頼りがいのある人の方がいいよね」
・え? なんの話?
年下 「さっき一緒に歩いてたヤツ、結構……よさそうだったじゃん。顔は僕の方がずっといいけど、背も高いしがっしりしてて、包容力がありそうだった」
・ああ、田中君のこと?
年下 「へぇ、田中君って言うんだ。あいつ多分、アンタの事が好きだよ」
・ええ!? そんなの絶対ないって!
年下 「なんでないって言い切れるの?」
・だって、私なんか……
年下 「はぁ……。アンタは自分に自信がなさすぎ。いつも“私なんか”って言うけど、それってアンタを好きなヤツに対して、ものすごーく失礼だよね」
・ええ、失礼!?
年下 「そうだよ、周りの人間の評価を疑ってるってことでしょ?」
・そう、なのかな……
年下 「(ぼそっと)僕は、自分の見る目が間違ってるとは思ってない」
・え……?
年下 「アンタは昔からずっと、優しくて、真面目で、まっすぐで……僕とは、全然違う。だから……」
・女の子、心配して年下ドSに手を伸ばす
年下ドS、それを振り払って
年下 「触るな。もう……帰るよ」
・待って、と強引に手を掴む女の子
年下 「(冷たく)触るなって言ってるだろ」
・年下君……
年下 「(切なげに)なんで……アンタより先に生まれなかったんだろう。せめてあと1年早く生まれてたら、こんな想いしなくて済んだのかな」
・年下、カバンから袋を取り出して渡して
年下 「これ、バレンタインにもらったマグカップのお返し。来年はもう、いらないから」
・女の子、心配しつつも袋を受け取る
年下 「……じゃあね。バイバイ」
・年下、背を向けて歩きだそうとする
待って!とその背中に抱きつく女の子
年下 「っ……!? ちょっと、何してるの?(もがいて)離してよ!」
・嫌だ、絶対に離さない!
年下 「アンタさ、ここがどこだかわかってる? 学校の校門だよ? こんな人通りの多い所で中学生に抱きつくなんて、変態だと思われたらどうすんの!?」
・どう思われてもいい
年下 「っ、どう思われてもいいって……」
・バレンタインにあげたマグカップ、義理じゃないから!
年下 「え……? 義理じゃない? 何言ってんの? だって毎年僕にくれてたチョコ、他にあげる人もいないし、なんとなくって……」
・そんなの嘘だよ
年下 「(困惑して)嘘? え、ちょっと待って、意味わかんないんだけど」
・歳の差のこと気にしてるのは、自分だけだと思った?
年下 「っ……! そう、だったの? アンタも、僕との歳の差を気にして……?」
・だって私、年下くんより先に老けちゃうんだよ?
同級生と比べたらばばあじゃなあい
年下 「ええ!? そんなの、考えたこともなかった。僕より年上だから、先に歳を取るって……言われてみれば、確かにそうだけど」
・年下、次第に笑い出して
年下 「ふっ……あはは、信じられない。アンタがまさか、そんなことで悩んでたなんて」
・ちょっと、笑わないでよ。私は真面目な話を――
・年下、女の子の身体を抱きしめて
年下 「ごめん。自分に自信がないのは、僕も一緒だったのかな。アンタがそんな風に想ってくれてたなんて、全然気づかなかった」
・ちょ、ちょっと年下君!? みんな見てるんだけど……!
年下 「(耳元でささやいて)ダメだよ、離さない。さっき、周りにどう思われてもいいって言ったよね?」
・う、それは……
年下 「せっかくのチャンスだし、アンタは僕の物だってこと、しっかり見せつけておかないと」
・え、ええ~!?
年下 「ねぇ、ちゃんと聞かせてよ。僕の物に、なってくれるんだよね?」
・ええと、それって……
年下 「好きって……言って」
・好き、だよ
年下 「(嬉しそうに微笑んで)ふふっ、やばい、顔がにやける……。僕も、アンタのことが……大好きだよ」
・年下君……
年下 「あ、そうだ。あえて言わなかったけど、さっき渡したホワイトデーのお返し……」
・あ、そういえばまだ開けてなかった
年下 「開けても中身は何も入ってないよ」
・え、なんで!?
年下 「何渡せばいいか、悩み過ぎちゃって、結局決められなかったんだよね。でもその代わりに、アンタのわがまま、なんでも一個聞いてあげるよ」
・ホントに!?
年下 「こんなチャンス、二度とないよ。よく考えてリクエスト――」
・(かぶり気味に)じゃあ、新しく出来たカフェのイチゴパフェおごって!
年下 「はぁ? 新しく出来たカフェの、イチゴパフェ? そんなんでいいの?」
・うん、どうしても年下くんと一緒に食べに行きたかったの
年下 「(照れて)へえ、そっか。僕を誘おうとしてくれてたんだ」
・ダメかな?
年下 「わかったよ、おごってあげる」
・やった~!
年下 「それじゃ、手を出して」
・え? 手?
年下 「僕たち、付き合ってるんだから……手くらい握ってもいいでしょ?」
・う、うん、そうだね
年下 「ちょっと、この程度で真っ赤にならないでくれる? (耳元でささやいて)アンタには、他にも色々としたいことがあるんだから」
・ええ、それって……
年下 「あはは! ほら、行くよ!」
・手を繋いでかけていく2人
END