俺様アイドルとマネージャーの女性向けボイス ホワイトデー 編
『胸キュン乙女ボイスチャンネル』にて女性向けシチュエーションボイス配信中!
女性向けシチュエーションボイス『塩対応な俺様アイドル×ホワイトデー』は、山本教介さんが演じています ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
塩対応な俺様アイドルはバレンタインデー編のシチュエーションボイスもあるので、合わせてお楽しみ下さい。
俺様な低音アイドルが、いつも雑に扱ってるマネージャーに対してちょっとだけデレる胸キュン女性向けボイスです(・ω<)☆
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※ご注意※
この台本は、練習や個人使用の範囲内であれば自由にお使いいただけますが、youtubeなどで公開したい場合は許可が必要ですので必ずご連絡下さいね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
場所:レッスン場
時間:夜
・レッスン後、居残り練習の俺様に付き合うマネージャー
俺様 「(息を切らせて)はぁ、はぁ……」
・俺様、マネージャーに手を差し出して
俺様 「おい」
・はい、なんですか?
俺様 「なんですか、じゃない。水だ水」
・は、はい! すみません!と慌てて水を渡すマネージャー
俺様 「(ごくごくと飲んで)ぷはぁ……」
・あの、タオルも使いますか?
俺様 「タオル? いるに決まってるだろ。汗だくなのが見てわからないのか」
・そうですよね、はい、どうぞ、とタオルを渡すマネージャー
俺様 「(タオルで顔を拭いて)くそっ……。なんでこのパートだけ上手くいかないんだ。そんなに振り付けが難しいわけでもないのに……」
・振付師に言って変えてもらいましょうか?
俺様 「(かなりイラッとして)はぁ? お前な……」
・俺様、顔を近づけて脅して
俺様 「この俺に、上手く踊れないからって理由で、振り付けを変えろって言うのか。舐めてんじゃねーぞ」
・す、すみません、失言でした!
俺様 「はぁ……お前の発言で、失言じゃないものがいくつあるんだ。まったく……」
・まだ練習を続けますか? 延長できるか聞いてきます
俺様 「いや、もう上がる。長時間やれば上手くなるってわけじゃないからな。集中力の限界だ」
・わかりました、車を手配します
俺様 「待て。まだ車は呼ぶな」
・え? どうしてですか?
俺様 「(言いづらそうに)その……あれだ」
・お水のおかわりですか!?
俺様 「違う! どんだけ水飲ませる気だ!」
・じゃあタオルの代えを用意しますか?
俺様 「タオルも1枚で十分だ! お前に何かしてほしいわけじゃないから黙ってろ」
・す、すみません
俺様 「お前……一ヶ月前のこと、覚えてるか」
・一ヶ月前? バレンタインライブのことですか?
俺様 「そう、それだ。バレンタインライブ」
・あの、何か不手際がありましたか?
俺様 「不手際? ああ……そういえば、お前が勝手に俺の側を離れて、行方不明になったんだったな。事務所の呼び出し、とか言ってたが」
・あの時は本当にすみませんでした
俺様 「違う、今更蒸し返したいわけじゃない。ていうかお前、そのなんでもすぐ謝るクセを直せ」
・え、ええと……
俺様 「1日に100回は聞いてる気がするぞ。お前のすみませんって言葉」
・そうですよね、すみません
俺様 「今ので101回だ」
・あ……
俺様 「はぁ……もういい。スマホを出せ」
・え? 私のスマホですか?
俺様 「そうだよ。お前のスマホだ。さっさとしろ」
・は、はい、と言いつつスマホを手に取るマネージャ
俺様 「(スマホの画面を操作して)ほらよ。送っといてやったぞ」
・え? 送ったって、何をですか?
俺様 「いちいちうるさいな。なんでもいいだろ。とにかく俺は、ちゃんとお返しをしたからな。後になって、何ももらわなかったとか、文句言うなよ」
・え、あの、すみません、全然話が見えません
俺様 「お前……ほんっとうに鈍いな。今日はなんの日だ」
・えーと、ホワイトデーです
俺様 「わかってるじゃないか。その通り、ホワイトデーだ。いいか、この俺がホワイトデーのお返しをするなんて、これが初めてなんだからな」
・え、ホワイトデーの、お返し!?
俺様 「なんだ、その間抜け面は」
・お返しは、バレンタインライブのパフォーマンスだったのでは
俺様 「ああ、そうだ。俺のライブパフォーマンスを間近で見られるだけで十分だろって、あの時は……そう思ってた」
・俺様、ぐしゃぐしゃと頭をかいて
俺様 「つか、何やってんだ俺は。なんでこんなヤツに、お返しなんて……」
・嬉しいです!と満面の笑みのマネージャ
俺様 「うおっ! びっくりした。急に大声を出すな!」
・すみません、だって、本当にお返しをもらえるなんて思ってなかったから、嬉しくて
俺様 「(まんざらでもなさそうに)ああ、そうかよ。てか、中身を確認する前に喜ぶな、ばーか」
・それもそうですね、何を送ってくれたんですか?
俺様 「何を送ったって……見ればわかるだろ。歌だよ、歌」
・え、歌!?
俺様 「どんな物なら喜ぶのか、ゼンゼン思いつかなかったんだよ。お前が普段何を買ってるかとか、好きなブランドはあるのかとか、何も知らない」
俺様 「ただ、俺が知ってるのは……お前が、俺の歌を好きでいてくれるってことだけだ」
・嬉しいです、マネージャー冥利に尽きます、と涙ぐむマネージャ
俺様 「ばっ……何泣いてんだよ! 別に、歌なんてたいした物じゃないだろ!」
・だって、本当にあなたの歌が大好きなんです
俺様 「(照れ臭そうに)へ、へぇ……そうかよ。まぁ俺も、お前がそうやって一番側で喜んでくれるから、今までやってこられたのかもしれないな」
・ありがとうございます、宝物にします
俺様 「はいはい。喜ぶのはいいけど……」
・俺様、マネージャの耳に顔を近づけてささやいて
俺様 「絶対に、他のヤツに言うんじゃねーぞ。俺とお前だけの秘密だ。わかったな」
・はい、わかりました!
俺様 「まったく、無邪気に笑いやがって。ああ、そうだ。スタジオの時間延長しといてくれ。今なら……上手く踊れそうだ」
END